街に出かけたり、公園を散歩したり、お家でゆっくりくつろいだり、日常を楽しくする普段着物。 そんなふうに手軽に楽しんでいただけるように、普段着物の魅力を提案させていただいております。 これから着物を始めたい方や、気軽に着物を着たいなと思っている方の背中を、ポンと押してあげられるお店でありたいです。 着物まわりの「こんなのあったらいいな」の思いを形に、トートバッグや上っ張り、伊達紐やステテコなどの木ノ花オリジナル商品も多数取り揃えております。 和服の似合う街「神楽坂」にお店を構えておりますのでどうぞお気軽に足をお運びください。インスタ、YouTubeでも情報配信しております。
OBI
英国のデザイナー、ウィリアム・モリスデザインのファブリックを使用したオリジナルの作品。 時代を超えて受け継がれるモリスのテキスタイル、こだわりの詰まったデザインの数々を、 普段使いで気軽に取り入れいただけるように主にリバーシブルの半幅帯を製作しています。 表と裏、組み合わせる色柄も厳選した、木ノ花オリジナルのコーディネートの幅が広がる逸品。 モリスの世界観を存分にお楽しみいただけます。
アジアの広大な自然が生みだす素材と伝統的な手仕事を「和」にとりいれて製作しています。 インド、タイ、インドネシアの作家たちと製作した布をはじめ、籐などの自然素材を用いたバック、 古渡更紗を再現した帯や小物などを企画しております。 それぞれの風土が生んだ個性豊かな素材との出会いから凜のアイテムが生まれます。
福岡県福岡市の博多地区で特産とされる絹織物。日本三大織物の一つ。江戸時代、 福岡藩黒田氏から徳川将軍家について献上された事から、特に最上の物を献上博多などとも呼ばれています。 経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されている織物です。しなやかさと丈夫さを合わせ持つ博多帯の特徴のひとつが、 絹鳴りと呼ばれる締める時に絹が擦れて鳴る「キュッキュッ」という独特の音です。 博多織の帯を締めると清々しい気持ちになります。
京都府京都市街の北西部で作られている絹織物。西陣とは京都の北西部(上京区、北区)にあたる地域の名称で、 西陣の織屋(織物業者)が製造する織物を西陣織といいます。始まりは古墳時代と古く、室町時代に京都で起こった 「応仁の乱」を機に西陣織の名称がつけられました。西陣織は、紗(しゃ)や羅(ら)といった透かし生地や二重構造の風通といった、 多彩な織り方が発達していことが特徴的です。そして生地は先染めをしてから織っているため、 一般的な染色法である後染めよりも丈夫で、シワになりにくい点も魅力の一つです。
群馬の伝統工芸品。桐生は古くより絹織物産地として栄え、染め、織り、絞りの技術に長けた産地でした。 桐生絞は、伝統的工芸品である桐生織をはじめとして織物に絞りの技法を自由な発想で多数組み合わせ、施すことにより染め、 織り、絞りの三位が一体となった斬新かつ繊細な高度な作品となっています。桐生産地の優れた技術の一つです。
和装の高い技術を誇る京都で、「染」と「織」にこだわった商品をお届けするひでや工房。 熟練の職人によって丁寧に仕上げられた、美しい生地と味わい深い商品を是非ご堪能ください。
OLN(オルン)は2014年、群馬県桐生市にある井清織物で和装の帯を織る夫婦二人がはじめました。 OLNは「織物で日々の暮らしを彩る」ための生活雑貨やストール、そして帯のブランド名であり、 これからの織物業の在り方を自由かつ誠実に考え実践するための活動名です。 OLNは桐生の方言「織るん?」から来ています。「今日は何をOLN?」私たちは日々生まれる織物のアイデアを形にしています。
栗山工房は1952年設立。沖縄の伝統的な型染め「紅型(びんがた)」に魅せられた初代・栗山吉三郎が、 紅型と京都を代表する染物「京友禅」を融合させて生み出したものが「和染紅型」、通称「栗山の紅型」です。
米沢織物はその昔、米沢藩中興の祖「上杉鷹山」が興された産業の一つ。 宝来屋は1860年(万延元年)技術職人として招聘され、1900年(明治33年)現在地にて創業。 百年を超える歴史を受け継ぎ工房では今も筬の音が鳴り響いています。四寸帯は気軽にきものを楽しんで頂けるように、 軽く、きものにコーディネイトしやすいのが、特徴。素材や織組織(おりそしき)にこだわり、ひと味違った帯地に仕上げております。 変わり結びも楽しんで頂けるように、長さも4.35mと、長尺です。現代の平均的な身長に合わせて、巾を16cmにしております。
八重山が育む独特の色彩。沖縄県八重山郡竹富町や石垣市で作られている織物です。 最大の特徴は、五つと四つの絣に「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く・・・。」という想いが込められていることです。 八重山ミンサーは普段着の帯として織られてきたもので、ミンは綿、サーは狭い帯を表しています。 素材には、藍染の木綿糸が用いらます。絣模様は手括り(てくくり)で作られ、紺と白の鮮やかな対比が特徴的です。
KIMONO
滋賀県琵琶湖東岸の地方特有の肥沃で多湿な風土のもとで室町時代に生まれ、 育まれてきた「近江上布」。近江上布の伝統を守りながら、先代大西新之助が戦後立ち上げたのが 「大西新之助商店」です。オリジナリティーのある作品は「新之助上布」として人々を魅了し続けています。 上布とは、細い麻糸を平織りした高級な麻織物のこと。通気性と吸湿性に富み、吸水性にも優れ、使うほどに味わいが出てきます。
福岡県南部筑後地方の一帯で織られている絣。日常に着る着物として夏は涼しく、 冬は暖かいという綿素材ならて?はの良さか?あります。着れば着るほどに肌に馴染、大変着心地の良い綿素材です。 括り(くくり)とよばれる技法であらかじめ染め分けた糸(絣糸)を用いて製織し、文様を表す伝統的な技法。 江戸時代の後期に、井上伝という当時12歳の少女が創始したとされています。
新潟県小千谷市の片貝町にある「紺仁工房」で作られている片貝木綿は、日常着におすすめの着物です。 太さの違う経糸が規則的に並んでいるので、さらりとした着心地で、表面の凹凸が合わさることで着崩れがしにくいという特徴があります。 男性にも女性にも合う格子模様や縞柄のものが多く、いろいろなコーディネートが楽しめます。
山形県が主な産地として知られている木綿地で、少し厚手の生地が特徴です。 普通は単仕立てにしますが、真冬以外オールシーズ着用できますので、普段着の着物としてはもってこいの素材です。 また、非常に着やすく、着れば着るほど洗濯するごとに味わいが出てきます。木綿なので洗濯機で丸洗いも可能ですから、気兼ねなく着ることができます。
亀田縞は江戸時代の元禄九年に生まれ、新潟県の亀田郷の人々の暮らしを支えた伝統織物です。 江戸時代には縞柄がとても流行し、浮世絵の中にもそれを見て取る事ができます。 亀田縞の生まれた新潟も大きな港町の一つとして栄えていました。創造的で平安な暮らしが300年と続いた江戸時代。 亀田縞はこの時代にあった価値観や美意識を、自然の優しさを帯びた布を通じて表現していきます。あたたかみのある木綿生地。 伝統的な縞柄が着姿をすっきりと細くみせてくれます。
近江ちぢみは滋賀県の湖東地区にて室町時代より続く麻布の産地で制作されています。 麻織物あるいは綿麻織物に後加工でしぼを付ける技術です。 糸に強い撚りをかけて織り、 凹凸のある台の上で生地をほぐしながら撚りを戻し皺をつけていきます。 現在はこのように手で行う場合と機械で行う場合と両方あります。 この後のりを付けて仕上げ、独特のシャリ感のある風合いが得られます。
徳島県徳島市で生産される綿織物。しじらとは、織物の表面にできる「縮(ちぢみ)」のような細かいしわのことです。 阿波正藍しじら織の特徴は、「シボ」と呼ばれる縮が生み出す生地全体の凸凹です。 この凸凹によって生地に軽さと肌触りの良さが生まれ、汗をかいても肌に張り付きにくくなるので、暑い夏も涼しく過ごせます。 着心地も良く気軽に日常着としてお楽しみいただけます。
小千谷縮(おぢやちぢみ)は、新潟県小千谷市周辺で作られている麻織物です。 千数百年前から作られていたという越後上布を改良してできた伝統工芸品で、苧麻(ちょま)と言う麻の繊維で作られる織物です。 小千谷縮の特徴はシボと呼ばれるしわです。撚り(より)の強い糸を使うことで、撚りがほどけたときにシボが生まれます。 もともと麻は水分を発散し、乾燥しやすい素材なのでべたつきにくい着物ができます。 シボの要素が加わることによって、さらっとした夏に最適な着物を作り出すことが可能です。 高温多湿という日本の気候にも合っていたことで、日本人に愛される着物となりました。
ACC / BAG
木ノ花専属のデザイナーが手掛ける小物やバッグ。 愛称はトートさん。こだわり抜いた独自の世界観から生まれる、繊細な作品の数々。 唯一無二の作品です。一つ一つ愛情込めて作られた作品は、使う人の心も満たしてくれます。
1995年にオリジナルジュエリーブランドとしてT.O.Dを設立。 シルバー並びにゴールドの質感や、ハンドメイドの温かさをいかしたジュエリーをデザインから 量産にいたるまでひとつひとつを丁寧に製作。自然をテーマにした銀細工の帯留めは、四季を通してお楽しみいただけます。
デザイナー福田椋介が手掛けるレディースブランド。コンセプトは上品さを身近に。 散歩をしたり、ランチを作ったり、家の中でおしゃれを楽しむ。そんな日常の中に上質さをプラス。 もちろん、ちょっとしたお使いだって。女性の魅力を引き上げ、日々の暮らしに寄り添うブランドです。